ココロ、沸かせ!
鼓動が高鳴り、魂が震える。
己を信じ、夏の夜を駆け抜ける。
第15回
サマーナイトフェスティバル(G2)
GIRL’S KEIRIN FESTIVAL 2019
2019年7/13〜15の三日間
大分県別府競輪場にて開催される。
下半期に入り初の特別競輪。
夜王を決める、サマーナイトフェスティバルがいよいよ始まる。
6月から新ルールも導入され、新人選手デビューに、113期フィーバーも相まって更に盛り上げを魅せる競輪界。
7月の記念一発目小松島記念では、地元太田竜馬が全てバックを獲る圧倒的に強い競走で完全優勝を飾った。
若手の目覚ましい台頭で、群雄割拠の様相を呈する。
今節はどんな戦いが繰り広げられるのか。
欠場組は
郡司浩平、三谷将太、武田豊樹が負傷欠場で
追加組は
林雄一、白戸淳太郎、山岸佳太の3選手が追加斡旋されている。
豪華ラインナップ揃い踏みの中
SSからは
新田祐大、脇本雄太のナショナルチームの2選手と武田豊樹を除く6選手が登場。
競走得点トップの平原康多(埼玉)
久々の記念制覇で意気揚々と別府に乗り込む平原。
前節の久留米記念決勝、杉森輝の先行から番手発進しての危なげない優勝。
年間通しての安定感は競輪界ナンバーワン。
37歳になり円熟味を増している。
埼玉から若手自力型の植原も順調に育っているだけに心強い。
関東を牽引し続ける。
優勝候補筆頭。
函館記念では連絡みなしに終わった清水裕友(山口)
『近況の中で一番調子が悪い。』と、コメントしていた清水。
前節、函館記念ではコメント通り9着、4着、5着、9着と悔しい結果に終わった。
小松島記念を欠場し、サマーナイトに照準を合わせての今節。
粘り強い仕掛けと前々勝負出来る逸材が今節は見せ場を作る。
真価問われるダービー王、GP王の三谷竜生(奈良)
前前節、久留米記念で久々の優出で復調をアピールしていたが
前節、小松島記念二次予選では落車し、何かとお騒がせの三谷。
注目されるのはスターの証。
今後、競走での影響が懸念されるが
勝負強い走りでファンを安心させてくれる事を願う。
前節オール3連対の簗田一輝(静岡)
徐々に頭角を現している簗田。
今年に入り、地元静岡F1で優勝。
松阪F1、小松島記念と連続優出。
前節、小松島記念決勝では、太田竜と久米康の中割って記念初優勝にあと一歩の準優勝。
どんなレースにも適応出来る競走スタイルは魅力。
初特別競輪制覇なるかどうか。
ベテランの域に入り輝き増す中川誠一郎(熊本)
全日本選抜競輪、高松宮記念杯競輪と本年日本のタイトルを獲っている中川。
追込み宣言をしても尚、自力の強さと存在感を示している。
前節、久留米記念準決勝では取鳥雄の仕掛けに乗り人気に応えて1着。
決勝では、山崎賢が出切れず共倒れの5着になったが、寡黙で実直な中川の前で駆ける若手は多い。
地元、大分からは只一人の登場となった大塚健一郎(大分)
別府サマーナイトで気合いが入る大塚。
四月の四日市初日特選、南潤の番手で椎木尾と壮絶な競りをして落車失格。
欠場後、復帰戦に選んだ今節。
度重なる怪我から復帰し、追込み屋として築き上げた職人技は一級品。
ラインをサポートし、コースを抉じ開け突っ込み大塚の勇姿に期待したい。
そして
ガールズケイリンフェスティバルも同時開催。
初日はガールズ予選1(4〜6R)
二日目はガールズ予選2(4〜6R)
最終日の決勝は11Rとなっている。
昨年度覇者の石井寛子(東京)
昨年GGP覇者の児玉碧衣(福岡)
今年優勝7回の石井貴子(千葉)に
初GGPを狙う梅川風子(東京)に佐藤水菜(神奈川)ど豪華メンバー勢揃いとなった。
予選から目が離せない。
いよいよサマーナイトフェスティバル開幕。
昼開催とは一味も二味も違うナイター開催。
夜の王者と、夜の女王を当てるのは貴方です。
(記 京凛敬三)