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防府競輪場G3 周防国府杯争奪戦『幸せます 防府記念』

幸せます 防府記念

27日に終了した熊本記念『火の国杯争奪戦』in久留米
決勝の並びは
中本-中川の地元熊本両者
柴崎淳-浅井の三重両者
松浦-柏野の中国ライン
門田-小川真の四国ライン
松谷は単騎で、細かく分かれての競走になった。
展開は
ジャン前から中本が先行。
バック手前で満を辞して中川が発進。
捲り追い込んでくる松浦との一騎討ちとなったが、地元の意地で中川が振り切り連覇を決めた。
自身熊本記念は合計三度目の優勝を飾った。
賞金ランキング9位の松浦は惜しくも届かずの2着。
記念初優出で名を打った門田がしぶとく3着となった。
中川はいよいよGPへ。
脇本を倒せるのはこの男しか居ないのかも知れない。
飛躍の年になった中川から目が離せない。

防府競輪開設70周年記念競輪
『周防国府杯争奪戦』(G3)
2019年11/1〜4の四日間
山口県防府競輪場にて開催される。

欠場組は
中川誠一郎、武田豊樹、成田和也等が欠場し
追加組は
渡邉一成、鈴木竜士、山田久徳等16選手が追加斡旋されている。

SSからは
清水裕友(山口)、村上博幸(京都)、三谷竜生(京都)の3選手。

地元防府から連覇を狙う清水。
昨年の優勝から快進撃が始まり、2年連続のGPを当確させている。
今年は日本選手権競輪決勝2着、高松宮記念杯競輪4着、寬仁親王牌3着と抜群の安定感を誇っている。
後手を踏まないレースセンスは若手随一。
新世代を牽引している24歳に多大な期待をしてしまう。
その期待に応えるの事が出来るのが大物の証。
優勝候補筆頭。

寬仁親王牌を制覇して、いざGPへ。
賞金ランキング4位。
三谷竜の番手から久々のタイトル奪取した村上博。
近畿を代表する追い込み屋が躍動している。
今年は、松阪記念、奈良記念、寬仁親王牌制覇と結果を出し続けている。
現時点では、脇本の番手からのGPで初優勝を目指す。
今節も、調子上場で優出濃厚か。

完全復活、強い三谷竜が戻って来た。
千葉記念では先行押切りで優勝。
寬仁親王牌でも、存在感抜群の動きを魅せ付け決勝では強豪を出させずカマシを敢行。
村上博のタイトルを演出した。
今の調子なら、勝負駆けである競輪祭制覇からのGPも夢では無い。
今節も、村上博とのワンツー決着となるか。
苦しい戦いから這い上がって来た底力を防府33バンクで拝ませて頂く。

京王閣記念では優出の賞金上乗せ成功。
賞金ランキング7位の郡司浩平(神奈川)
小田原記念、共同通信社杯連続優勝で名乗りを上げ、怪我の影響を払拭してくれた。
尻上がりに調子を上げての今節。
残すは防府記念と競輪祭。
初のGP迄あと一歩。
油断を余儀無くされている状況だが、久々の南関からの出走を心待ちしている。

最後に期待の113期を紹介。
今節に懸ける想いは清水裕以上。
地元記念でブレイクするか宮本隼輔(山口)
大垣記念で自身記念初優勝を果たした宮本。
F1、記念では結果を残しているが、前節の寬仁親王牌では悔しい結果に終わった。
G1の高い壁に阻まれたが、ここを乗り越えてこそ道が開ける。
相性抜群のホームバンクを駆け抜ける。

いよいよ始まる防府記念!
幸いです。
便利です。
助かります。
うれしく思います。
ありがたいです。
そして、幸せが増します。
『幸せます』
競輪で幸せになる事を、心から願いたいと思う。

(記 京凛敬三)