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四日市競輪場G3泗水杯争奪戦『願いが叶いますように。』

願いが叶いますように。

11月4日迄開催されていた防府記念。
決勝での並びは
清水裕-原田研-渡部哲の中四国ライン
郡司-内藤の南関ライン
三谷竜、山田英、吉澤、佐藤友はそれぞれ単騎の競走となった。
展開は
郡司の先行態勢を、大カマシに出た三谷竜。
バックでは、展開が縺れながらも地元清水裕が捲りを放つ。
4コーナー、一杯になった三谷竜を捕らえて
原田研の追撃を辛くも振り切り
清水裕友が地元防府記念連覇を達成した。
2着には、清水の番手から迫った迫った原田研。
3着には、登り調子の三谷竜が存在感有るカマシで見せ場を作った。
熊本記念の中川に
防府記念の清水裕。
地元優勝が続く結果となった。

今節はどうなるのか。
7日から始まる四日市記念ナイター。

四日市競輪開設68周年記念
『泗水杯争奪戦』(G3)
11/7〜10の四日間
三重県四日市競輪場にて
ナイター開催される。

欠場組は
山崎賢人、荒井崇博、椎木尾拓哉等が欠場し
追加組は
神山拓弥、伏見俊昭、澤田義和等16選手が追加斡旋されている。

SSからは3選手。
浅井康太(三重)、平原康多(埼玉)、村上義弘(京都)

地元四日市の期待を一身に背負う浅井。
2014年、2015年2月開催、2015年7月開催、2018年と、計4回の記念制覇を果たしている。
地元四日市バンクは相性抜群。
今年は苦しい戦いが続き、賞金ランキング17位。
GPに乗る為には、競輪祭でタイトルを奪取するしかない。
四日市記念を制覇して弾みを付けたいところ。
3場所連続優出は調子上向きの証。
キープレフトが直線長い四日市バンクを駆け抜ける。
優勝候補筆頭。

賞金ランキング8位の平原。
賞金ランキング6位の郡司とは約230万円の差。
賞金ランキング7位の新田はオールスターを制覇しているので確定。
賞金ランキング9位の松浦とは約240万円の差。
賞金ランキングでの当確を得る為には
賞金上乗せは必須。
競輪祭前に記念制覇でリードをしておきたい。
京王閣記念決勝では南関作戦に屈したが捲りのキレは絶好調と云っても過言では無い。
今節も安定した結果を残す。

賞金ランキング3位の佐藤慎太郎(福島)
賞金組ではトップでGP出走権を手に入れている佐藤。
今年再ブレイクを果たし、車券貢献度ナンバーワン。
展開不問の縦脚が冴えに冴え渡っている。
寬仁親王牌準決勝では、微差で優出を逃したが
前節、青森でもオール3連対。
GP迄の怪我だけは避けたいが、縦勝負でも十二分に戦える仕上がり。
今節も優出濃厚の1車。

現在売出し中の113期嵯峨昇喜郎(青森)
前々節の千葉記念準決勝では、三谷竜の先捲りを許し5着に沈んだが
前節の地元青森F1では、危なげなく1着、2着で勝ち上がり
決勝では、小松崎、佐藤慎を背負い竹内雄の先行を一捲り。
小松崎の優勝に貢献し、自身も2着。
逃げの脆さは有るものの、捲りの強烈さは113期でも随一。
結果を残しているだけに、そろそろ記念制覇したいところだろう。
20歳の新星が四日市バンクで輝く。

そして、地元三重勢が層の厚さを魅せ付ける。
S1からは
8月の武雄F1完全優勝から、競走得点うなぎ上りの柴崎淳(三重)
堅実なマークと、横の動きは中部でトップクラスの坂口晃輔(三重)
ダッシュ力を生かしたカマシは次期エース候補の伊藤裕貴(三重)
S2からは
柴崎俊光(三重)、谷口明正(三重)、廣田敦士(三重)、伊藤稔真(三重)と
個性豊かで、これから期待の若手が勢揃いとなった。
地元三重勢の活躍に期待する。

いよいよ始まる四日市ナイター記念!
『願いが叶いますように。』
このキャッチコピーを目にして思った。
願わないでハズレるよりも
願ってハズレた方が、次に向かい易い。
いや、
願わないで当たるよりも
願って当たる方が数倍嬉しい。
どちらにせよ、柄にもなく四日市バンクの夜空に願う事にしよう。
車券が当たります様にと。

(記 京凛敬三)