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別府競輪場G3オランダ王国友好杯『ココロ、沸かせ!』

 

ココロ、沸かせ!

先日11/24迄、6日間行われていた競輪祭。
優勝は松浦悠士。
初タイトルを獲り、初GPの切符を手に入れた。
そして、競輪グランプリの出走選手と、来年のS級S班9選手が発表された。

中川 誠一郎 熊本
脇本 雄太 福井
新田 祐大 福島
村上 博幸 京都
松浦 悠士 広島
清水 裕友 山口
佐藤 慎太郎 福島
平原 康多 埼玉
郡司 浩平 神奈川

あと一ヶ月。
考え、悩み、絞り出した買い目で年末を締め括る。
GP制覇の為に、9選手同様に気を抜けない戦いが続く。

後期も終盤。
競走得点争いはこれからが本番。
GP前も開催目白押し!
いよいよ始まる別府記念。

開設69周年記念別府競輪(G3)
『オランダ王国友好杯』
2019年11/30〜12/3の四日間
大分別府競輪場にて開催される。

欠場組は
村上博幸、佐藤慎太郎、平原康多等が欠場。
追加組は
岩本俊介、梁田一輝、坂本健太郎等25選手が追加斡旋されている。

SSからは只一人。
8年連続GP出走を果たしていた浅井康太(三重)
今年は悔しい年になりGP出走を逃した。
年間通して安定した成績を残したが、怪我も有り賞金ランキング16位。
例年、この時期は調整期間でお目にかかれない浅井の走りが別府で観れる。
その事に感謝しよう。
来年の返り咲きに期待する。
優勝候補筆頭。

浅井に次ぐ競走得点2位での登場、木暮安由(群馬)
5場所連続優出中の好調木暮。
全場所の競輪祭では、初日から気合いの入ったレースでファンを魅了した。
決勝戦では、関東別線で単騎を選び自力勝負。
後方に置かれて仕掛け切れずの5着に終わったが見せ場充分の開催だった。
今節も番手戦に、自力発動にと動きの良さをアピールする。

競輪祭では一次予選敗退となった松井宏佑(神奈川)
吉田拓、柴崎淳の捲りに屈した松井。
後半三日間は鬱憤晴らしの3連勝。
全てバックを獲り、大物感を存分に発揮してくれた。
今年は飛躍の年になり、来年はGPへ目標を定める。
久々に南関東から郡司がGP出走し、その後に続く。
南関を担う大物自力型が別府で躍動する。

地元大分からは5選手。
大塚健一郎(大分)、小野俊之(大分)、牧剛央(大分)、大野悟郎(大分)、小岩大介(大分)。

長期欠場明けから復帰3場所目の大塚。
前節、京王閣F1最終日では悔しい8着失格。
調子は戻り切ってはいないが、熟練された横の動きは健在。
地元記念で勝負強さを発揮する。

大塚同様、根強いファンが多数の小野。
円熟味増し続けている43歳グランプリ覇者。
近況、優出出来て居ないが要所要所で魅せる横の動きは職人技。
九州若手がベテランを勝ち上がりに導く。

縦脚衰え知らず自力も兼備している牧に、不死鳥捲り職人の一発あるか大野に、マーク堅実コース選びも秀逸な小岩が穴を開ける。

個性豊かな地元大分勢が別府バンクで光り輝く。

いよいよ始まる別府記念。
『ココロ、沸かせ!』
GPにも引けを取らない戦いが別府熱くする。
別府温泉に浸かり、海の幸に豊後牛にとり天に冷麺で締める。
考えただけで心沸き踊る。

(記 京凛敬三)