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いわき平競輪場G3いわき金杯争奪戦『金色に輝く、夢をつかめ。』

金色に輝く、夢をつかめ。

19日迄行われていた大宮記念。
決勝では
平原-木暮の関東2車
小川真-岩津の四国中国2車
岩本-岡村の南関東2車
佐藤友-守澤の北日本2車
村上義は単騎、細かく分かれての戦いになった。
展開は、ジャンで一旦切った平原を
南関東岩本が叩き主導権を握る。
絶好の3番手は地元平原。
5番手小川真に、7番手村上義、8番手に佐藤友の隊列となった。
4コーナー迄ペースで駆ける岩本。
車間空けながら牽制援護する岡村。
盤石の3番手から平原が捲り追い込む。
番手絶好の岡村に見えたが、ゴール寸前差し切ったのが地元平原。
2年振り6回目の大宮記念優勝を飾った。

1月の記念ラッシュはまだまだ続く!
4開催目は2017年以来になるいわき平記念!

いわき平競輪開設69周年記念競輪
『いわき金杯』(G3)
2020年1/23.24.25.26の四日間
福島県いわき平競輪場にて開催される。

欠場組は
北津留翼、室井健一、新井秀明等が欠場し
追加組は
稲垣裕之、吉本卓仁、佐々木豪等6選手が追加斡旋されている。

SSからは2選手登場。
グランプリ覇者の佐藤慎太郎(福島)に、新年早々立川記念を制覇した清水裕友(山口)。

地元凱旋。
前節、和歌山記念ではしっかり優出し存在感をアピールした佐藤慎。
初日から少し伸びを欠いている印象を受けたが、決勝に乗って来るあたりは役者が違う。
決勝では松浦の捲りに屈したが、インコースを斬り込む芸当は衰え知らず。
今節も決勝進出は濃厚か。
GP覇者の今年2開催目。
人気に応える。

佐々木豪の番手から立川記念を制した清水。
平原の仕掛けに併せてシビアに踏込み、番手捲りを決めた。
勝負強さを改めて感じさせてくれた。
2年連続SSでの戦い。
今年こそは悲願のタイトルを獲りGPへ向かいたい。
和歌山記念を制した松浦と共に、今年も中国勢を盛り上げる。
優勝候補筆頭。

骨折での負傷欠場明けになる浅井康太(三重)
8年連続SSから昨年GPを逃した浅井。
落車に失格、グレードレース優勝無しと苦しい戦いが続いた2019年。
心機一転、2020年の返り咲きを期待したい。
縦横無尽に動くキープレフトを今節刮目させて頂く。

地元勢からは一時代を築いた2選手をピックアップ。
山崎芳仁(福島)と渡邉一成(福島)。

2013.14年覇者
12月の大宮F1で落車をし、いわき記念に照準を合わせて来た山崎。
昨年は、向日町F1で400勝を達成。
大ギアブームのパイオニアも今年40歳。
捲りの斬れ味は競輪界随一。
ベテランの域に入り更なる飛躍を願いたいところ。
佐藤慎、新田祐等共に福島王国を牽引する。

前回2019年覇者
昨年8月からの好調振りが印象に残っている渡邉一。
ナショナルチームから競輪にシフトチェンジをし、6場所連続優出から寬仁親王牌に臨んだが惜しくも準決勝敗退。
タイトル間近でGP入りを逃した。
12月からの怪我明けになるが相性抜群のいわきバンクで連覇を誓う。

強力な地元勢の走りに注目が集まる。

いよいよ始まるいわき平記念!
『金色に輝く、夢をつかめ。』
掴み損ねて十数年。
今年もスタートダッシュ車券に失敗したが、まだまだ縁起の良いいわき金杯が有る。
此処から2020年を始めるつもりで車券を打たせて頂く。

(記 京凛敬三)