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小倉競輪場G3第2回小倉濱田翁カップ『語り継がれる伝説がある 競輪発祥の地 小倉競輪』

語り継がれる伝説がある
競輪発祥の地 小倉競輪

先日迄行われていた全日本選抜競輪(G1)
2020年初のタイトルを手にしたのは清水裕友(山口)
決勝の並びは
松浦-清水の中国ライン
平原-佐藤慎の即席ライン
三谷竜-村上博の近畿ライン
郡司-和田健の南関東ライン
山田英は単騎、細切れ戦になった。
展開は
ジャンで果敢に先行した松浦。
3番手に三谷竜。
5番手に単騎の山田英。
6番手に平原。
8番手に郡司の隊列。
三コーナー、満を辞して番手から発進する清水裕。
単騎捲って来る山田英。
大外追い込んで来る平原。
ゴール前、危なげなく堂々と振り切った清水裕。
初タイトルで全日本選抜競輪優勝を飾った。
鋭い追い込みを魅せた平原が2着。
大捲りで見せ場充分だった山田英が3着。
清水裕は競輪グランプリ2020最初の切符を手に入れた。
清水裕-松浦の並びで松浦が競輪祭を獲り
松浦-清水裕の並びで清水裕が全日本選抜競輪を獲った。
今後もこの二人の躍進に注目が集まる。

中二日で行われるグレードレースはこちら!

デイ開催
第二回
『小倉濱田翁カップ』(G3)
2020年2/14.15.16の三日間
福岡県小倉競輪場にて開催される。

欠場組は
大塚健一郎、嵯峨昇喜郎、染谷幸喜、山原さくら等が欠場し
追加組は
筒井裕哉、大川龍二、久保田泰弘、尾崎睦等9選手が追加斡旋されている。

SS勢が居ない激戦必至の今節。

今節の注目選手は

競走得点トップで登場の佐藤友和(岩手)
弟子の成長と共に復活の兆しを見せる佐藤友。
昨年10月の松山F1以降、調子を上げ続けている。
F1戦ではコンスタントに優出を果たし、奈良F1と伊東F1では連続優勝。
前々節の大宮記念では記念久々の優出。
前節の岐阜F1決勝では、捲り届かずの4着に終わったが、鋭い縦脚が光った。
苦渋を味わったタイトルホルダーが新たな輝きを魅せる。

佐藤友同様、一時代を築いた海老根恵太(千葉)
11月の久留米F1優勝を皮切りに調子を上げている海老根。
F1四連続優出を果たし安定感が増している。
前場所のいわき平記念では、二次予選敗退に終わったが、三日目に豪快な自力捲りで1着。
近況、番手戦が多くなっているがまだまだ自力も健在。
今年はグレード戦線に名乗りを上げる。

レースの巧さに磨きが掛かっている中本匠栄(熊本)
数年前迄は、捲りの印象が強かった中本。
レースの幅を広げ、位置獲りに分断にと横の捌きも身に付けて自在性を増している。
前々節の宇都宮F1決勝では、吉田拓との熾烈な位置獲り争いを制しての2着。
前場所の高松F1準決勝では、強烈な捲りを披露。
番手戦も巧さにも定評が有るだけに更なる飛躍が期待される。

地元小倉ホームバンク勢からは6選手。
欠場空けになるが地元G3で気合いが入る若頭の小川勇介(福岡)。
捲りの破壊力は衰え知らずの北津留翼(福岡)。
シャープな追い込みが持ち味の松尾信太郎(福岡)。
三番手から穴を空けてくれるか飯田裕次(福岡)
位置獲りの巧さで九州勢を盛り立てる市橋司優人(福岡)
徹底先行から脚質進化途上の林慶次郎(福岡)
の6選手が地元G3制覇を狙う。

同時開催されるガールズ戦。
地元からガールズグランプリ連覇を果たした絶対女王の児玉碧衣(福岡)が登場。
追加斡旋で一矢報いたい尾崎睦(神奈川)に
先行にこだわり続ける職人奥井迪(東京)。
前節二度目の優勝を果たし着実に成績を挙げている當銘直美(愛知)と、見応え有るメンバーで競われる。

いよいよ始まる小倉濱田翁カップ!
昨年から始まった小倉昼間開催のグレードレース。
短期決戦を制するのは誰か。
全日本選抜競輪に引けを取らない戦いが間も無く始まる。

(記 京凛敬三)