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静岡競輪場G3たちあおい賞争奪戦『かけ昇れ。日本一の頂へ。』

 

かけ昇れ。日本一の頂へ。

2/16迄行われていた濱田翁カップ。
決勝の並びは
松坂洋-海老根-渡邉晴-近藤保の南関東4車
佐々木豪-濱田浩の愛媛2車
取鳥-大川の中国2車
金子哲が単騎での戦いとなった。
注目された先行争いは、ジャンから主導権を握った佐々木豪。
中団絶好の3番手を確保したのが松阪。
後方から取鳥の隊列。
一列棒状のまま掛かりが良い先行をした佐々木豪。
4コーナーから満を辞して捲り追い込む松坂。
濱田の牽制もあったが久々のG3制覇を果たした。
2着には、中割ってワンツーを決めた海老根。
3着には、佐々木豪の先行に乗った濱田が入った。

いよいよ今週末から始まる静岡記念!

静岡競輪開設67周年記念
たちあおい賞争奪戦(G3)
2020年2/21.22.23.24の四日間
静岡県静岡競輪場にて開催される。

欠場組は
清水裕友、村上義弘、山中秀将等が欠場し
追加組は
松坂洋平、北津留翼、濱田浩司等14選手が追加斡旋されている。

SSからは、佐藤慎太郎(福島)、中川誠一郎(熊本)、郡司浩平(神奈川)の3選手が登場。

競走得点トップで登場の郡司。
南関開催の記念だけに、静岡勢を盛り立てながらの戦いになる。
年明け、立川記念準決勝では手痛い失格に泣いた。
前節、豊橋全日本選抜競輪では危なげなく優出し、決勝では後方に置かれ仕掛け切れず5着。
調子は良い印象だけに今節も中心的存在。

2019GP覇者の佐藤慎。
新年に入ってからも安定感抜群で好調を維持している。
和歌山記念、いわき平記念、全日本選抜競輪と3連続優出。
車券貢献度も上々。
そろそろ今年初優勝を手にしたいところ。
磨きが懸かるレースセンスでファンを喜ばせる。

前節、全日本選抜競輪では精彩を欠いた中川。
前々節、高松記念では優出を果たし決勝では松浦に迫る豪快な捲りで2着。
前節の全日本選抜競輪では、9着、9着、9着
、8着と悔しい結果に終わった。
今節の予選敗退は許されない。
勝ち上がりにはいつも以上の気合いが入る筈。
切れ味抜群の大捲りで優勝を狙う。

前節は展開に泣いた浅井康太(三重)
前節の全日本選抜競輪では、まさかの二次予選敗退に終わった。
不破が8番手に置かれバック9番手の浅井。
切り替え追い込むも5着迄に終わった。
鬱憤ばらしと、3.4日目は自力捲りを出し連勝で締め括った。
展開には恵まれなかったが、調子自体は悪くない。
今年初優勝に動く。

3連覇なるか。古性優作(大阪)
静岡記念2018.2019年と連覇を果たしている古性。
近況、縦の伸びを欠いてる印象に映るが、横の動き、捌きは充分。
近年、積極的にバックを獲る自力も磨き上げている。
今年こそタイトル奪取に静岡記念3連覇を起爆剤にしたい。

地元S1トリオが地元記念を制覇する。
大宮記念準優勝に、宇都宮F1優勝と絶好調の岡村潤(静岡)
小田原F1優勝。逃げに捲りにと自力を磨き上げている渡邉雄太(静岡)
欠場明けにはなるが、縦横無尽に動き勝機を見付ける簗田一輝(静岡)
強豪を撃破し地元優勝なるかどうか。

最終日に行われるブロックセブンでは、113期注目の河合佑弥(東京)、自在性が増している石塚輪太郎(和歌山)、縦の切れで徐々に頭角を現している近藤保(千葉)等7選手の戦いも注目が集まる。

いよいよ始まる静岡記念。
『かけ昇れ。日本一の頂へ。』
上期を占う大事な戦い。
日本一の頂へ向けて豪華メンバーが競い合う。

(記 京凛敬三)