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豊橋競輪場全プロ記念競輪『輝く豊競の星になるんだ!! わかったよ、大師匠!!』

 

輝く豊競の星になるんだ!!
わかったよ、大師匠!!

コロナウィルス拡大防止の為、全日本プロ選手権自転車競技大会が中止にはなったが、全プロ記念競輪は開催される運びとなった。

全プロ記念競輪は、震災復興、自転車競技支援、障害者スポーツ支援の名目で、S級上位選手が『スーパープロピストレーサー賞』、『ワンダーステージ』、『ダイナミックステージ』に分かれて競われる。
例年は、全プロ記念後に競技大会が行われる為、いつもの競走より縦脚重視になっていたが今年はどうなるのか。
楽しみな二日間になりそうだ。

『2020年度 全日本プロ選手権自転車競技大会記念競輪』
2020年5/30.31の二日間
愛知県豊橋競輪場にて開催される。

欠場組は
坂本貴史、植原琢也、岡光良等が欠場し
追加組は
南潤、坂井洋、久米康平等8選手が追加斡旋されている。

豪華メンバー勢揃いの中
SSからは6選手が登場。

競走得点トップで登場の清水裕友(山口)
全日本選抜競輪を制してGPの切符を手に入れている清水。
今年も自力に番手戦に動けている。
立川記念優勝から始まり、コンスタントに優出を果たしている。
短期決戦でも競輪ファンの人気に応える。

清水と共に中国地区を牽引している松浦悠士(広島)
G1は獲っていないものの、賞金ランキングトップの松浦。
昨年に引き続き絶好調を維持。
和歌山記念、高松記念、ウィナーズカップ、武雄記念制覇に、全開催優出。
強さを存分に発揮している。
今節も魅せてくれるに違いない。

清水、松浦に全く引けを取らない成績を納めている平原康多(埼玉)
今年に入り、大宮記念に松阪記念を制覇。
全日本選抜、立川記念、奈良記念準優勝と抜群の安定感を誇っている。
ウィナーズカップ初日に落車し、前節宇都宮記念準決勝では稲川との接触で落車。
落車続きで怪我の影響が気になるところだが、今節その不安を払拭して貰いたい。

昨年2019年GP覇者の佐藤慎太郎(福島)
今年も洗練された走りで競輪界を盛り上げている佐藤慎。
ウィナーズカップ以外はオール優出。
ベテランの味は深みを増し続け、献身的な横の動きで北日本の若手を鼓舞している。
追込み屋の鑑は、まだまだ健在をアピールする。

近畿を支え、近畿を育てる役目も担っている村上博幸(京都)
今年、優勝こそ無いが全日本選抜始め四回優出と勝負強さに磨きが懸かる。
近畿SSの脇本不在だが、三谷竜と共にスーパープロピストレーサー賞を狙う。

日本代表として自転車競技を盛り上げて来た中川誠一郎(熊本)
全プロと云えばこの男だろう。
近年は競輪に専念し、昨年は二冠の大活躍。
今年に入り、少し元気が無い印象であったが、前節の宇都宮記念では豪快な縦脚を発揮して優出。
調子を上げての今節に期待をしたい。

注目は
渡邉一成(福島)、和田真久留(神奈川)、松井宏佑(神奈川)、河端朋之(岡山)、井上昌己(長崎)、雨谷一樹(栃木)等、新旧ナショナルチームメンバーが全プロ記念を盛り上げる。

いよいよ始まる全プロ記念。
今年は豊橋競輪場にて無観客で開催される。
来年は本場観戦出来るのを楽しみにしながら、今年はネット投票に勤しむ事にする。

(記 京凛敬三)