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弥彦競輪場G3ふるさとカップ『伝統と戦いの頂き。』

伝統と戦いの頂き。

本日開幕!

今節も、7車9R4日制の番組構成。
北日本、関東、南関東の3地区限定斡旋で行われる。

弥彦競輪開設70周年記念
『ふるさとカップ』(G3)
2020年7/18.19.20.21日の四日間
新潟県弥彦競輪場にて開催される。

欠場組は
小橋秀幸、中村敏之輔、佐藤雅春、伊東翔貴、稲村好将が欠場となり
追加組は
伊東翔貴、佐藤雅春、三住博昭、菅原裕太、新田康仁が追加斡旋されている。

SSからは3選手。
佐藤慎太郎(福島)、平原康多(埼玉)、郡司浩平(神奈川)の3選手。

一番車の重圧すら感じさせず、車券に貢献している昨年GP覇者の佐藤慎。
今年に入りグレードレース9回優出の秀逸さは圧巻。
追走技術に、横の技術、コースを突く技術を兼ね備えた追込み選手の鑑。
今節も優出濃厚。

佐藤慎同様の安定感と人気を誇る平原康。
前節、サマーナイトフェスティバルでは、若手の小林泰に前を任せ郡司に突っ張られて絶体絶命の展開で自力を使うものの届かずの4着準決勝敗退。
調子は良いだけに今節も優勝候補筆頭。

近況積極的なレースが目立つ郡司。
取手記念は全てバックを付けて3連勝で優勝。
前節、サマーナイトフェスティバル準決勝では松浦、平原相手に突っ張り先行勝負で内藤の援護もありながら逃げ切り1着で決勝へ。
決勝では脚を使いながら3番手を確保したが仕掛けられずの7着。
GPへ向けて自力を研ぎ澄ませる。

取手記念では悔しい準優勝に終わった吉田拓矢(茨城)
地元記念初優勝を目指し選択したのが小林泰に託しての番手戦。
内藤と、山崎芳の接触アクシデントも有りもつれたが、力で優勝を勝ち取った郡司に及ばずの2着。
サマーナイト予選では先行するも援軍無く予選敗退。
地道に培った脚で、G3初優勝を目指す。

そして、地元新潟弥彦からは四連覇を目指す地元の雄、諸橋愛(新潟)が登場。
2017.2018.2019年と三連覇中。
今年に入り一月の名古屋F1で優勝に、松山記念準優勝。
高松宮記念杯競輪、サマーナイトフェスティバルでは勝ち上がりに苦戦したが、シャープな決め脚と、専売特許の突っ込みは衰え知らず。
相性抜群の弥彦バンクを縦横無尽に駆け巡る。

いよいよ始まる弥彦記念。
いわきサマーナイトフェスティバルに続き、今節も有観客開催になっている。
どんな競輪ドラマが待ち構えているのか。
待ち望んでいた本場観戦に胸躍る。

(記 京凛敬三)