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京王閣競輪G3 京王閣記念ゴールドカップレース『KEIOKAKU』

KEIOKAKU

先日、前橋競輪場にて行われた寬仁親王牌では、脇本雄太が圧倒的な強さ魅せ付けての優勝で幕を閉じた。

脇本は高松宮記念杯競輪に続き二つ目のタイトルを手にした。

年末の競輪GP迄はあと僅か。
賞金ランキングが過熱する中で大事な10月最後のグレードレース。
いよいよ、京王閣記念が開幕!

京王閣競輪開設71周年記念
『ゴールドカップレース』(G3)
2020年10月24.25.26.27日の四日間
東京都調布市東京オーヴァル京王閣にて開催される。

欠場組は
岡本総、高橋築、竹内翼等が欠場し
追加組は
岩本俊介、竹内雄作、柏野智典等15選手が追加斡旋されている。

SSからは4選手。

賞金ランキング、競走得点堂々一位の松浦悠士(広島)
脇本と共に競輪界を牽引する存在に成長。
今年に入り、オールスター、ウィナーズカップ、和歌山記念、高松記念、武雄記念を制覇。
斡旋全て、17場所連続優出記録継続中は圧巻。
向かうところ敵無しの松浦が今節も優出、優勝なるかどうか。
独自の競輪道を突き進む。

賞金ランキング4位、2018年京王閣記念覇者の平原康多(埼玉)
今年に入り、大宮記念、松山記念、弥彦記念を制覇。
全日本選抜競輪の準優勝で競輪グランプリ出走は濃厚。
気になるのが、伊東共同通信社杯の落車影響か、前節の寬仁親王牌では準決勝敗退に終わった。
競輪祭に向けても、地元地区記念で気合いが入る。

賞金ランキング7位、昨年のGP覇者佐藤慎太郎(福島)
プレッシャーが掛かる年になったが、昨年同様の安定感抜群な走りで競輪ファンに貢献している。
優勝こそ無いが、ベテランの巧みな技は必見。
GPへは安全圏だが、賞金上乗せは必須。
今節で今年初優勝を目指す。

賞金ランキング23位の村上博幸(京都)
年明けは好調を維持してスタートダッシュを決めたが、特別競輪での勝ち上がりに苦しんでいる。
共同通信社では、一次予選敗退。
寬仁親王牌では、準決勝敗退連絡み無しに終わった。
競輪祭では、勝負駆けになる為、今節で調子を上げておきたい。
SSの意地を魅せる事が出来るか。

SS4選手に立ち向かう注目選手はこちら。

賞金ランキング20位の吉澤純平(茨城)
グレードレースの出走回数は少ないがチャンスをものにしている。
サマーナイトフェスティバル優出、共同通信社杯優出に、F1戦優勝3回と決め脚はSSに引けを取らない。
自力自在の戦法と番手戦の巧さは定評有り。
久々のG3優勝に動く。

地元東京勢からは
岡田征陽(東京)、朝倉佳弘(東京)、河村雅章(東京)、鈴木竜士(東京)、河合佑弥(東京)、柴田洋輔(東京)、内田玄気(東京)
の7選手が地元優勝を目指す。

そして最終日には
『ルーキー企画レース』も同時開催。
特別昇級を果たした山口拳矢を始め、未来の競輪界を背負う新人選手が登場。

いよいよ開幕する京王閣記念。
競輪祭迄、あと約一ヵ月。
年末を占う大事な開催を誰が制覇するのか。
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(記 京凛敬三)