未来のメダリストをあなたの声援で。
先日まで行われていた川崎ナイター記念の桜花賞。
地元神奈川ラインが3車揃い
松井宏-郡司-志佐
吉田拓-平原の関東ライン
三谷竜-松岡貴の即席ライン
岩本俊、吉田茂は単騎を選択。
先に動いたのは単騎吉田茂。
吉田拓が先行態勢に入るところを
ルーキー松井宏佑が間髪入れず叩いてジャン。
3車出切り、神奈川ラインが主導権。
中団確保の関東に三谷竜は後手に回る。
2コーナーから早めに仕掛けた吉田拓に併せながら
郡司が番手から発進。
平原が切り替え3番手。
後方から三谷竜が捲り追い込んで来るが
絶好の番手をしっかり物にした郡司浩平。
人気に応えて1着フィニッシュ。
2017年以来2回目の川崎記念制覇。
G3優勝は5回目となった。
2着に入った記念初決勝の志佐明。
3着は、苦しい展開ながらゴール前追い込んだ平原康多で決着。
2019年度に入り
武雄記念は荒井崇博
高知記念は山中貴雄
川崎記念は郡司浩平と地元勢の躍進が際立った。
今節も地元静岡勢が好走を魅せるか。
第9回
国際トラック競技支援競輪(G3)
2019年
4/25〜28の四日間
伊東温泉競輪場にて開催される。
欠場組は、小林則之、望月永悟、大塚健一郎等15選手が欠場。
追加組では、小川真太郎、矢口啓一郎、小森貴大等が斡旋されている。
そして今節は国際交流戦。
短期登録の外国人選手からは
グレーツァー、ブフリ、トルーマンの馴染みある3選手が登場。
ボス、パーキンスをも凌ぐ実力者のグレーツァー(オーストラリア)
2018年、世界選手権スプリント優勝。
昨年、初来日をしてからは勝ち上がりは全て1着。
決勝では後ろの外国人選手を引き出す競走に徹している。
競輪競走にも慣れ更に強さが増している。
優勝候補筆頭。
前節、青森F1ではドミトリエフの優勝に貢献したブフリ(オランダ)
リオデジャネイロ五輪ケイリン銀メダリスト。
2015年から競輪出走してから安定感ある走りは折り紙付き。
半年振りの青森決勝では、8番手に置かれて大外を踏まされる。
藤根俊に併され、志智の番手捲りに横のブロックと苦しい展開ながら堪えるのは御見事の一言。
今節、決勝入りは濃厚。
グレーツァーが前か。ブフリが前か。
今から気になる。
昨年から競輪に参加しているトルーマン(イギリス)
2018年世界選手権チームスプリント銀メダル。
まだまだ若いトルーマンは22歳。
粗削り感は否めないがスピードは超一流。
前回、大宮F1決勝では内に詰まり仕掛けることが出来ずにまさかの9着。
初日、二日目と危なげないレースだっただけに残念だが今節は修正して臨む。
以前よりも動いてバックを獲る競走をしているだけに期待は高まる。
2年目の競輪で化けるか。
日本人選手も負けてられない。
競走得点ランキングトップの阿竹智史(徳島)
怪我明けから調子がうなぎのぼりの阿竹。
5開催走って、優出を逃したのは1回。
優勝2回に決勝2着が2回。
前節大宮F1では、トルーマン相手に果敢な先行逃げ切りは圧巻。
シリーズリーダーが玉野記念以来のG3制覇を狙う。
地元静岡勢からはベテラン
新田康仁、中井達郎、土屋裕二、大木雅也。
若手自力型からは
渡辺豪大、菅原裕太、大石剣士の7選手。
強敵の外国人選手を迎え撃つ。
注目の若手には
小森貴大(福井)が追加で登場。
全てバックを獲る競走で特別昇級を果たした小森。
S級に上がってからも勢いは衰えず。
2場所連続優出を果たし、名古屋F1決勝では
中井俊、吉田敏に先着は許したが堂々とした先行勝負はこれから頭角を現してくれる筈。
伊東33バンクの短走路で持ち味の粘り腰を発揮する。
4/28 第9R
ガールズケイリン インターナショナル2019が開催。
出走メンバーは
外国人勢からは
トラックワールドカップ金メダリストのファンリーセン(オランダ)
世界選手権スプリント銅メダリストのグロ(フランス)
日本人勢からは
大垣ガールズコレクションを制覇した小林優香(福岡)
地元から鈴木奈央(静岡)、ナショナルチームの太田りゆ(埼玉)
勝負強い石井貴子(千葉)に荒牧聖未(栃木)
豪華メンバー揃ってのガールズケイリンインターナショナル。
いよいよ始まる伊東国際トラック競技支援競輪。
東京2020で活躍する選手を伊東バンクで観れるチャンス。
世界レベルの走りを堪能させて頂こう。
(記 京凛敬三)