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松戸競輪G1​ 日本選手権競輪『新時代の主人公が決まる。新時代エンターテイメントKEIRIN』

新時代の主人公が決まる。
新時代エンターテイメントKEIRIN

2019年に入り、特別競輪では
全日本選抜競輪で中川誠一郎が1枚目のGP出場権を獲得。
3月ウィナーズカップでは、脇本雄太が圧倒的な強さを発揮し優勝。

令和を占う、新時代初の王者は誰に微笑むのか。

いよいよ始まる競輪ダービー。
第73回日本選手権競輪(G1)
4/30〜5/5の六日間
松戸競輪場にて開催される。

SS9選手が揃っての競輪界頂上決戦。

今、競輪界を牽引している男。
脇本雄太(福井)
この男に勝てる男がいるのか。
ウィナーズカップでの圧倒的な強さは圧巻。
近畿の猛者さえ、脇本の追走が厳しくなっている。
東京2020を見据え、スピード、メンタルを研ぎ澄まし今節登場。
絶対王者が威風堂々。
新しい競輪を造っていく脇本が今節も存在感を発揮する。
優勝候補筆頭。

GP以来の競輪出走となる新田祐大(福島)
世界選手権ケイリンで銀メダルを獲得した新田。
脇本同様ナショナルチームで鍛え上げている。
約4ヶ月振りの競輪出走でどんなレースを魅せてくれるのか。
昨年GPでは、後方から追込み3着。
悲願のGP制覇は叶わなかったが今年こそは新田のスピードで物にする。
競輪ダービー制覇でGPの切符を手にする。

落車の影響が気になる浅井康太(三重)
頭部打撲で武雄記念を最終日欠場した浅井。
高知記念を欠場しての今節。
GPを二度制覇している勝負強さは健在。
今年に入り、立川記念決勝2着、松阪記念決勝3着、ウィナーズカップ決勝2着と安定感は依然抜群。
今年初優勝は競輪ダービーになるのかどうか。
左重心に今節も目が離せない。

川崎記念決勝3着の平原康多(埼玉)
高知記念決勝準優勝の村上博幸(京都)
初めての鎖骨骨折から復帰し、高知記念では好走見せた清水裕友(山口)
復調気配のダービー王が今節本領発揮する三谷竜生(奈良)
レジェンドの村上義弘(京都)に、武田豊樹(茨城)が迎え撃つ。

SSに立ち向かうのは
川崎ナイター記念で抜群の強さを発揮した郡司浩平(神奈川)
今、一番好調な男と云っても過言では無い郡司。
近況3場所はオール3連対と神懸かっている。
川崎記念の勢いそのままに、南関東を牽引する。
初G1制覇なるかどうか。

中部の威信を掛けて登場。
ナショナルチームでスピードを磨き更なる高みへ挑戦している深谷知広(愛知)
オールスター振りに競輪出走となった深谷。
川崎ナイター記念では、持ち味の先行力を遺憾無く発揮した。
惜しくも準決勝敗退とはなったが、ニュースタイルの深谷を観ることが出来た。
今節に臨む気合は人一倍だろう。
SSを脅かすのは、人気、実力兼ね備えた彼の使命。
タイガーウッズ同様、スターが輝く姿を待ち侘びている。

三日目に行われる
ガールズケイリンコレクション。

絶対女王の児玉碧衣(福岡)
前回ガールズコレクションでは小林優香に惜敗した児玉。
その悔しさを糧に12連勝で今節登場。
GGP女王として負けられない戦い。
GGP連覇に向けて今節も強さをアピールする、、

児玉を脅かす、石井寛子(東京)と佐藤水菜(神奈川)
1着24回、2着0回、3着1回、着外0回の石井。
大垣ガールズコレクション3着以外は全て1着。
レースを動かし、持ち味は発揮したものの
小林優香、児玉に先着された。
今節も新たな秘策を引っ下げて打倒児玉を狙う。

ガールズフレッシュクイーンでバックは獲ったものの、梅川風子に力負けした佐藤。
新世代のガールズケイリンを背負いながら、持ち味の先行で戦い続ける。
児玉、石井相手にどう組み立てるか。
先行勝負だろう。
未だ成し得なかった先行逃げ切りGGP制覇を彼女に期待してしまう。

令和初の日本選手権競輪G1。
GPよりも欲しいこのタイトルが競輪ダービー。
松戸の短走路でどんな戦いが繰り広げられるのか。
新世代の主人公が決まる。
新しい競輪史の一ページ目を観る機会に恵まれた事を感謝する。

(記 京凛敬三)