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大垣競輪場G3​ 水都大垣杯『目指せ頂点!熱い名勝負!』

 

目指せ頂点!熱い名勝負!

サマーナイトフェスティバルの熱気冷めやらぬ中
20日(土)から、いよいよ大垣記念が開幕!

大垣競輪開設67周年記念
水都大垣杯(G3)
令和元年7/20〜23の四日間
岐阜県大垣競輪場にて開催される。

欠場組は
竹内雄作、三谷将太、大塚健一郎等が欠場となり
追加組は
和田健太郎、山田英明、香川雄介等6選手が追加斡旋となった。

SSからは3選手。
平原康多(埼玉)、浅井康太(三重)、村上博幸(京都)の3選手。

平原は、前節サマーナイトでは準決勝、木暮の番手戦から自力発動しての1着で優出。
決勝では、吉田拓の先行、番手で絶好かと思われたが松浦のカマシと牽制に合い踏むコースなく7着に終わった。
3場所連続優出と調子は依然良好。
今節の大垣記念を盛り上げてくれるのは間違いない。

浅井は、前前節の小松島記念準決勝で3着到達も失格に。
前節のサマーナイト準決勝では、大外を回されての捲り不発に終わった。
最終日特選では、太田竜の番手で人気を集めたが、踏み出しに口が空くシーンも見られての4着と連対なしに終わった。
中部地区記念で修正を図り、地元勢を牽引する。

村上博は、前回大垣記念覇者。
前節のサマーナイトでは優勝。
渡邉雄の番手で迎えた決勝。
吉田拓と、松浦の壮絶なもがき合いが続き、中川の一捲りと思われたがその仕掛けをブロックし
渡邉雄の仕掛けに乗り、直線鋭く伸びてのサマーナイト制覇。
10万車券の立役者となった。
今年に入り記念優勝は、松阪記念と奈良記念の2回。
3回目の記念制覇と大垣記念連覇を狙う。

追加で斡旋された和田健太郎(千葉)
前節、川崎F1では完全優勝を飾った和田。
決勝では、堀内俊-小原太の3番手からの組み立てになったが
直線空いたコースを突っ込んでの優勝。
中4日と間隔は詰まっているが
伸びの良さが光っているだけに久々の記念制覇に動く。

113期から注目の2選手。
宮本隼輔(山口)と森田優弥(埼玉)
競輪界に新風を巻き起こしている113期。

宮本は、ルーキーチャンピオンを制覇し
近況4場所は全てバックを獲る競走で4連続優出に、2回の優勝。
前節、地元防府F1決勝では、他のラインを突き放しラインワンツースリーを演出。
才迫開の優勝に貢献する圧倒的な先行力を披露した。
同県の先輩である清水裕と中国勢を盛り立てている。
記念初優勝なるか。

森田は、前節小松島F1でS級初優勝。
決勝では、2車でも果敢に先行し
松本貴、伊藤信の捲りも許さず堂々押切りの優勝。
徐々に頭角を現している森田。
伊東国際トラックG3決勝では、ブフリの仕掛けに屈したが真っ向勝負でファンを湧かした。
宮本同様、記念優勝なるか。
同期対決にも期待したい。

地元岐阜勢からは
山口富生(岐阜)、松岡篤哉(岐阜)、冨岡健一(岐阜)、原真司(岐阜)、上田隼(岐阜)、長尾拳太(岐阜)の6選手が登場。

岐阜、大垣の司令塔山口富。
長年、第一線で活躍し続ける49歳。
前前節の高松宮記念杯西準決勝では
バック9番手の苦しい展開から
コースを見付けながら、燻し銀の走りで3着。
あと一歩のところで、久々のG1優出を逃したが
ベテラン健在を存分に発揮してくれた。
2010年振りの地元ホームバンク制覇を目指す。

近況、捲りの決まり手も増えているが
ペースで駆ければゴール前までの粘り腰が信条の松岡篤。
以前よりも積極的な競走で中部勢を引っ張っている長尾。
ベテラン冨岡に、縦脚切れる原真、欠場明け2場所目の上田隼が地元記念で穴を開ける。

いよいよ始まる水都大垣杯。
目指せ頂点!熱い名勝負!
大垣城を眺めながら、湧水を巡り、水の都を散策する。
そんな心の余裕が当たり車券を呼び込む、と信じたい。

(記 京凛敬三)