ジャンジャン盛り上げるぜ
先日迄行われていた大垣記念。
豪華メンバー揃っての決勝。
ラインは細かく分かれて
平原-佐藤慎
古性-村上博
浅井-北野
和田真-和田健
宮本隼
と、なった。
先行するのは誰かが焦点だったが
近況積極的なレースが目立つ古性がホームを獲り主導権。
注目された中団3番手は113期の単騎宮本が獲り
その後ろに和田真の南関東が控えた。
バック手前で早めの捲りを打った宮本。
南関東勢を捌きながら宮本の番手を追走した平原。
4コーナー周り、一騎打ちの宮本と平原。
平原の追撃を振り切り、宮本隼輔がG3初制覇で大垣記念優勝を飾った。
113期フィーバーの中、一番乗りでグレードレースを獲った。
初タイトルも視野に入って来た宮本。
更なる飛躍を期待したい。
中一日で始まる次の記念は弥彦記念!
開設69周年記念
ふるさとカップ(G3)
2019年7/25〜28の四日間
新潟県弥彦競輪場にて開催される。
欠場組は
三谷竜生、鈴木庸之、牛山貴広等が欠場し
追加組は
松本貴治、小林泰正、川村晃司等21選手が追加斡旋された。
SSからは只一人の出走となった清水裕友(山口)
競走得点トップ、シリーズリーダーの清水。
函館記念で3連対なしに終わり調子を崩して小松島記念を欠場。
満を辞して別府サマーナイトへ乗り込み
初日は太田竜の番手から仕事をしての1着。
準決勝では、佐藤慎に牽制され厳しい展開ながら僅差の4着。
伸びの良さに復調の兆しを感じられた走り。
GPを見据えた走りが続く。
優勝候補筆頭。
別府サマーナイトではオール2連対の渡邉雄太(静岡)
競走得点2番目での登場。
サマーナイト決勝では、松浦と吉田拓の壮絶なもがき合いで絶好の展開に。
捲り決まって、ヤンググランプリ以来の特別制覇かと思われたが
ゴール前番手の村上博に交わされ悔しい2着。
自在、捲りに比重を置いている渡邉。
縦横無尽に動き勝機を掴む。
別府サマーナイト初日敗退で苦渋を味わった渡邉一成(福島)
初日予選では、脚を使い中団を獲り仕掛けたものの
村上義のブロックで悔しい8着。
選抜戦では、2着1着と着をまとめた。
岸和田高松宮記念杯から持ち味を発揮している印象。
前節、予選敗退とはなったが意欲的な位置獲りと仕掛けの早さは進化の証。
新ルールも渡邉一には追い風になっているのか。
弥彦記念制覇でGP戦線に名乗りを上げたい。
地元新潟からは2選手が斡旋。
諸橋愛(新潟)と、藤原憲征(新潟)
3連覇なるか。
近況、コンスタントに優出している諸橋。
今年は優勝こそないものの、F1戦では3回優出。
記念では、2回優出と安定感は陰りを見せない。
前節の函館記念では、持ち味のしぶとい競走で決勝迄駒を進めた。
和歌山F1を欠場して調整した諸橋に地元三連覇の期待が高まる。
A級ファイナルレインボーでS級返り咲きを果たした藤原憲。
失格、欠場、負傷欠場明けと苦しい戦いが続く。
横の強さと、捌きは秀逸。
ラインを盛り立て直線勝負に持ち込む。
前が不発でもコースを突っ込む姿にファンが多数。
地元記念で気合いの走りを魅せて貰いたい。
宮本隼に続くのは誰か。
113期からは2選手。
松井宏佑(神奈川)、小林泰正(群馬)
F1優勝2回、平塚記念決勝の涙で更に強くなる事を誓った松井。
いつ記念を獲ってもおかしくない南関の逸材。
逃げも、捲りも、横も出来るセンスは現代競輪には不可欠。
約1ヶ月振りの実戦で結果を出す。
宮本隼同様、競輪選手の父を持つ2世レーサー小林。
A級ファイナルレインボー1着で特別昇級。
宇都宮F1では優出を逃したが非凡な才能を発揮した。
初記念になる弥彦記念。
地元地区記念で士気も上がる。
松井同様、初記念優勝を目指す。
いよいよ弥彦記念開幕!
弥彦ジャンタロウが
ジャンジャン盛り上げる。
http://yahiko-jyantaro.jp/
神聖な彌彦神社を参拝し、心を整え弥彦競輪場に出向く。
真摯な姿勢で車券と向き合いたい。
(記 京凛敬三)