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小田原競輪場G3​ 北条早雲杯争奪戦『小田原けいりん夏の陣』

 

小田原けいりん夏の陣

8/18に行われたオールスター競輪決勝。
北日本勢が長いラインになり
菅田壱-新田祐-渡邉一-佐藤慎
関東は
平原-諸橋
南関東は
郡司-中村浩
単騎に
中川誠一郎
と、云う並びに。
ジャンで迷い無く菅田壱が先行態勢に。
中団に平原。
後方に郡司の隊列になった。
バックから強烈の捲りを放った平原だったが
北日本の番手、新田祐が併せ切り
力強い競走でオールスター制覇を果たした。
今年初タイトルで年末のGPへの切符を手に入れた。
この勝利は東京2020に繋がるだろう。
2着は、上手くインコースを突いた佐藤慎太郎。
3着は、平原に乗りハンドルを投げたが惜しくも届かなかった諸橋が入った。
ベテラン勢が力を発揮した開催となった。

中5日で開催される記念はこちら!

小田原競輪開設70周年記念
北条早雲杯争奪戦
2019年 8/24〜27の四日間
神奈川県小田原競輪場にて開催される。

いよいよ夏も終盤。
小田原記念で夏の思い出を作りたい。

欠場組は
村上博幸、渡邉雄太、南潤等が欠場し
追加組は
稲垣裕之、根田空史、坂本亮馬等15選手が追加斡旋となった。

競走得点トップ、シリーズリーダーでの登場は郡司浩平(神奈川)
オールスターの勝ち上がりではレースの巧さで卒なく優出。
決勝では、後方8番手に置かれ仕掛け切れなかったが7着と見せ場を作った郡司。
高松宮記念杯競輪の落車負傷欠場をし、前節怪我明けながらの優出は御見事。
競輪界随一の勝負強さを地元開催記念で存分に発揮する。

前節、オールスターでは悔しい結果に終わった清水裕友(山口)
オールスター準決勝では、平原相手に2車で果敢に先行勝負。
ゴール前では惜しくも粘り込めずの5着。
最終日は、番手に松浦を連れての戦い。
吉澤の先行をカマシて、山崎芳、三谷竜、山崎賢、の追撃を許さずラインワンツーの2着。
清水らしい競走は健在。
記念レベルでは結果を求められる。
それに応えて結果を出す小田原記念に注目が集まる。

失格、落車、落車と流れが向かなかった松谷秀幸(神奈川)
度重なる落車、怪我で泣かされた松谷。
前節のオールスターでは自在性を存分に発揮しての3度の連対。
地元開催での今節。
後一歩の成長で頂点のGPが見えて来る。
プロ野球からプロ競輪選手になったセカンドキャリアのパイオニアが
次世代の若手を鼓舞しながら飛躍を誓う。

113期からは2選手が登場。
嵯峨昇喜郎(青森)と上田尭弥(熊本)。
特別昇級を果たしてS級に上がって来た嵯峨。
S級デビュー戦では、連勝で決勝まで勝ち上がり
函館F1決勝では、テオボス相手に先行すら出来ない悔しい4着。
前回久留米準決勝では、三宅達也の厳しいブロックに合い準決勝敗退。
S級の厳しさを味わいつつ、これから結果を出すであろう未来の若手を見守りたい。
嵯峨より一足先に特別昇級でS級に上がった上田。
今節で記念2走目。
前回の久留米記念では、初日1着で二次予選は中川に貢献する先行を魅せての7着。
最終日は落車と、酸いも甘いも味わった初記念。
積極的な競走をしているものの、嵯峨同様S級では結果が残せていない。
非凡な才能を持つ二人が33小田原バンクで華開く事を願いたい。

いよいよ小田原記念!
夏の闘いも後僅か!!
思い残す事なく競輪と夏を堪能させて頂く。
よし、小田原競輪に行こう。

(記 京凛敬三)