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富山競輪場G3​ 瑞峰立山賞争奪戦『行くのなら 私もいこう 33バンク』

行くのなら
私もいこう
33バンク

先日迄行われていた小田原記念。
決勝では、地元の雄郡司浩平が優勝を飾った。
展開は、長いラインになった
根田-郡司-松谷-新田康の南関東4車
三谷竜-稲垣の近畿2車
清水裕-田中誠の西ライン2車に
木暮が単騎の構図で行われた。
赤板で準決勝同様の早めな仕掛けに出た根田率いる南関東ライン。
4番手を固めていた新田康が踏み出しにタイミングが合わず口が開き
4番手確保の清水裕に、6番手に三谷。最後方に木暮の隊列となった。
最終回、2コーナー過ぎに捲りを放った清水裕に併せて番手捲りを打つ郡司。
松谷のインコースを突く木暮に、上手く切り替えを魅せた田中誠。
4コーナーを過ぎて盤石の形から堂々と人気に応えて優勝の郡司。
上手くインコースを突いた木暮が2着に食い込み
捌かれながら踏み込んだ松谷が3着で決着した。

八月最後のG3記念開催!
中二日で開催されるのが富山記念。

富山競輪開設68周年記念
瑞峰高山賞争奪戦G3
8/29〜9/1の四日間
富山競輪場にて開催される。

欠場組は
中川誠一郎、吉田敏洋、北村信明等が欠場になり
追加組は
渡邉一成、小倉竜二、井上昌己等14選手が追加斡旋されている。

SSからは2選手。

地元地区を背負って戦う浅井康太(三重)
名古屋オールスターではまさかの二次予選敗退で途中欠場をした浅井。
2019年明けから好スタートを切り、3月のウィナーズカップでは準優勝。
4月の武雄記念落車から調子を崩している印象。
今年に入ってからは記念優勝はまだないのが以外だが、調子の悪さも勝負強さでカバー出来るキープレフトに今節も期待が集まる。

怪我明けからまだ本調子に戻っていない武田豊樹(茨城)
今年は苦しい戦いが続いている武田。
4月の日本選手権で落車し、復帰戦6月の高松宮記念初日で再度落車。
8月に入り、西武園記念、オールスターでは勝ち上がれなかったが今節の復調をアピールしたい。
浅井同様、調子を上げた強い姿を魅せて貰いたい。

現在賞金ランキング7位の松浦悠士(広島)
以前好調をキープしている松浦。
前節のオールスターでは、惜しくも準決勝敗退に終わったが、存在感を存分にアピールした。
いよいよGPも射程圏内に入り、少しでも賞金を上乗せしたい。
直近の優勝は、6月の取手記念自力捲りで快勝して以来F1戦でも優勝はない。
今節、競走得点トップでの登場でファンの人気に応えることが出来るか。
優勝候補筆頭。

追加斡旋で登場する渡邉一成(福島)
八月に入り持ち味を発揮している渡邉。
玉野F1では優勝し、前節のオールスターでは決勝進出。
新田祐の番手から優勝を狙ったが惜しくも4着に終わった。
東京2020とGP返り咲きへの戦い。
まだまだチャンスがあるだけに今の調子を更に上げて行きたい。
今年、記念初優勝に向けて動く。

いよいよ富山記念。
小田原記念に引き続きの33バンクでの戦い。
展開の早さを感じるには打って付けのバンク。
ライトレールに揺られ富山競輪に行こう。

(記 京凛敬三)