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京王閣競輪場G3​ 京王閣記念ゴールドカップレース『やってみるか!ケイリン 今年もくるぞ!ゴールドカップレース!!』

 

やってみるか!ケイリン
今年もくるぞ!ゴールドカップレース!!

台風の影響で2日目中止順延となっていた寬仁親王牌が10月15日に無事終了した。
決勝の並びは
三谷竜-村上博の近畿2車ライン
清水裕-中川-園田の中国九州3車ライン
小松崎-和田健の北日本南関2車ライン
浅井、木暮はそれぞれ単騎での競走となった。
ジャン手前から動いたのが小松崎。
清水裕の番手で分断策に動く。
ジャン過ぎにカマして行ったのが近畿の三谷竜。
残り1周では、先行勝負の三谷竜。
絶好の3番手を確保した清水裕。
分断策成功し、4番手からの組立てになった小松崎。
浅井、木暮の単騎勢は後方からの苦しい展開に。
一列棒状、抜群の掛かりで逃げる三谷竜。
4コーナーを周り直線では、三谷竜、村上博、清水裕の三つ巴。
番手絶好から優勝を飾ったのは村上博幸。
賞金ランキングボーダーライン9位からの寬仁親王牌制覇でGP出走権を獲得した。
惜しくも先行押切りならなかった三谷竜が2着。
完全復活と云って良いだろう。競輪祭の勝負駆けが期待される。
三谷竜の先行に屈したが、レース巧者振りを発揮した清水裕が3着に入った。

寬仁親王牌の興奮冷めやらぬ中、今週末から開幕になるのが京王閣記念。

京王閣競輪開設70周年記念
『ゴールドカップレース』(G3)
東京都調布市にある
東京オーヴァル京王閣競輪場にて開催される。

欠場組は
清水裕友、小倉竜二、吉田敏洋等が欠場し
追加組は
中村浩士、吉田拓矢、山本伸一等19選手が追加斡旋されている。

SSからは2選手。
寬仁親王牌を制覇し、GP行きをタイトルで決めた村上博幸(京都)
前回覇者。
現在賞金ランキング8位、賞金上乗せは必須。
正念場で勝負強さを発揮する平原康多(埼玉)

現在賞金ランキング7位、平原とは約100万円差。
初GPの為にも、今節の動きが重要になる郡司浩平(神奈川)
競輪祭迄も過熱する賞金ランキング争いから目が離せない。

寬仁親王牌では優出、気合いの走りが印象的だった和田健太郎(千葉)
近況絶好調の和田。
岐阜F1、高知F1を優勝して前節も優出。
南関を代表する追込み屋に成長し、自力の鋭さも発揮している。
SS勢にも引けを取らない。

機は熟した絶好調の皿屋豊(三重)
市役所勤務から競輪界に入った経歴を持つ36歳の皿屋。
111期オールドルーキーとしてデビューし、S級でも徐々に結果を出している。
前々節の西武園F1では、積極的な競走でバックを獲り連勝で決勝へ。
決勝は中止打切りになってしまったが、強い競走を魅せてくれた。
調子を維持しての前節準決勝では、黒沢征治相手に真っ向勝負でねじ伏せた。
決勝でも鋭いロング捲りを放ったが惜しくも7着。
今節、風穴を開けてくれることを願いたい。

地元の期待を一身に集める113期河合佑弥(東京)
前節、広島F1を優勝し、勢い良く地元ホームバンク記念に初参戦。
前節準決勝では、冷静なレース運びで中団を獲り先捲りで1着。
決勝では、河合の番手が揉めに揉めて、援軍居ないながらもペースで駆けて先行逃げ切りで優勝した。
逃げに捲り、自在性にも定評が有る河合がゴールドカップレースで躍動する。

いよいよ始まる京王閣記念!
記念開催中は入場無料。
何とも有難い。
やってみるか!ケイリン
イベント盛り沢山、この機会に京王閣競輪場へ脚を運んでみては如何だろうか。

(記 京凛敬三)