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青森競輪場G3国際自転車トラック競技支援競輪『未来のメダリストをあなたの声援で。』

未来のメダリストをあなたの声援で。

9日迄行われていた久留米記念。
並びは
松浦-清水の中国2車
山本直-岩津の岡山2車
阿竹-香川の四国2車
中川-坂本健の九州2車
野田源は単騎
超細切れ戦での戦いとなった。
展開は
正攻法に構えた岡山2車を四国の阿竹が切りに来たところを突っ張りジャンから山本直が先行態勢に入る。
ペースが緩んでいるのを見た松浦が早めのカマシを敢行。
ホームでは出切り先行。
中国勢盤石の形に持ち込み、番手清水が車間を空けて後続を牽制。
ゴール前は中国ゴールデンコンビの一騎打ち。
松浦を残しながら清水がしっかりと差し久留米記念制覇。
抜群の先行を魅せた松浦が残り2着。
3番手を獲った山本直の番手から直線追い込んだ岩津が3着の結果に終わった。
松浦、清水の中国旋風はまだまだ続きそうだ。

中一日で行われるグレードレースはこちら。

第11回
『国際自転車トラック競技支援競輪』(G3)
2020年6/11〜14の四日間
青森県青森競輪場にて無観客で開催される。

『国際自転車トラック競技支援競輪』とは
世界選手権自転車競技大会及びオリンピック、パラリンピック選手の育成、強化、その他設備環境支援を目的として、2015年度上半期からグレード3の格付けで行われている競輪競走。

今節も久留米記念に引き続き、コロナウイルス拡大防止の為、北日本地区、関東地区、南関東地区の地区限定斡旋になっている。

欠場組は
稲村成浩、伊藤勝太、渡邉豪大等が欠場し
追加組は
神山雄一郎、坂本周作、小原丈一郎等8選手が追加斡旋されている。

SSの斡旋は無く、大混戦の今節。

競走得点トップで登場の長島大介(栃木)
前々節、地元記念にて気合いの入った競走を魅せた長島。
二次予選では、同県坂井洋の番手で浅井、渡邉雄の捲りを抑えて1着。
準決勝では、再度坂井洋の番手戦になったが連携上手く行かず悔しい敗退。
最終日は蕗澤の番手から自力発動して鬱憤晴らしの豪快な捲りで1着。
近況は番手戦も増えて来たが、まだまだ自力
健在をアピールしてくれた。
シリーズリーダーの走りに期待が集まる。

競走得点2位で登場の庄子信弘(宮城)
40歳を過ぎて徐々に頭角を表している庄子。
今年の充実振りは目覚ましい。
昨年S級初優勝を果たし、今年も3月の久留米F1で優勝。
前々節の宇都宮記念では、予選敗退ながら二日目は自力捲りで1着。
三日目は新山将の捲りを差して1着と2勝。
前節いわき平F1では、準決勝巧い競走で田中晴、小嶋敬を抑えて1着とコンスタントに優出している。
今節も上り調子の41歳から目が離せない。

地元で追加斡旋が入った115期小原丈一郎(青森)
父であり師匠の則夫(57期)を持つ二世レーサーの小原。
6月の青森ミッドナイトで9連勝特別昇級を果たした。
決勝では、太田将とのもがき合いで苦しい展開ながら勝ち切る勝負強さを披露。
S級デビュー戦が地元G3で登場と大物感漂う。
相性抜群の青森バンクで未来のスターが今節羽ばたく。

3場所連続優出で登場の鹿内翔(青森)
追込み転向後、成績が安定して来ている鹿内。
現在競走得点107.60と年々上げている。
4月の川崎F1準決勝では、同県佐々木省にしっかりマークし優出。
前々節の伊東F1準決勝では、同県若手小原佑の先行を援護してマークの優出。
前節の広島F1準決勝では、単騎ながら内を切れ込み直線伸びての2着優出。
調子も上々、乗れている男がG3初優勝を狙う。

今節期待の若手自力型を御紹介。
今年、3月に特別昇級を果たした113期内山雅貴(静岡)
A級では実力を発揮していたものの、特別昇級を逃していた内山。
ようやくS級に上がり、前節いわき平F1でS級デビュー。
予選では、阿部拓に牽制され仕掛け切れずS級の洗礼を浴びて敗退。
二日目は、初日の反省を生かして早めの先行勝負で押し切り初勝利。
次世代を担う大型先行に今節注目したい。

SS不在。
誰が勝ってもおかしくない大混戦の
『国際自転車トラック競技支援競輪in青森』
初日から荒れそうなメンバー構成だけに見極めが必須。
万車券目指して立ち向かおう。

(記 京凛敬三)