咲かせ!大輪
競輪界も下半期に突入。
競輪GPに繋がる大事なグレードレース。
いよいよ始まるサマーナイトフェスティバル!
サマーナイトフェスティバルは、1998年にナイター開催としては初めての特別競輪としてスタート。
今年で16回目を迎える。
第16回
『サマーナイトフェスティバル』(G2)
『GIRL’S KEIRIN FESTIVAL 2020』(同時開催)
福島県いわき平競輪場にて開催される。
欠場組は
北津留翼が家事都合欠場
追加組は
坂本亮馬が追加斡旋されている。
SS勢が9選手勢揃い。
高松宮記念杯競輪では他を寄せ付けない強さで完全優勝をし、GPと東京オリンピックを見据えながら戦い、これからの競輪界を背負って行く優勝候補筆頭の脇本雄太(福井)
今年に入り全て優出。和歌山記念、高松記念、ウィナーズカップ、武雄記念制覇。
自力に磨きが掛かり、快進撃は依然続いている松浦悠士(広島)
松浦と共に中国勢を引っ張り、立川記念、久留米記念、全日本選抜競輪を制覇。
勢力拡大をGPを一番乗りで決めている清水裕友(山口)
全日本選抜競輪優出から調子を上げて、玉野記念を制覇。
前節の取手記念では、強力な関東勢に北日本勢相手に力で捻じ伏せて今節に乗り込んで来た郡司浩平(神奈川)
今年もスタートダッシュを決め、大宮記念、松山記念を制覇。
此処数年、圧倒的な安定感を誇り、円熟味も増して関東の威厳を保っている平原康多(埼玉)
前節、久々の競輪出走ながら決勝入りし縦脚をアピールした。
脇本同様仕上がり抜群。東京オリンピック日本代表の新田祐大(福島)
昨年のGP覇者。
前節、取手記念決勝の落車の影響が気になるが、今年に入っても堅実な走りは衰え知らずの佐藤慎太郎(福島)
前節、高松宮記念杯競輪では悔しい準決勝敗退。
今年に入り全日本選抜競輪、和歌山記念、高松記念、武雄記念優出で勝負強さを魅せている村上博幸(京都)
昨年は2冠。
今年に入り、少し元気が無い印象に映るが徐々に復調気配。
爆発力はトップクラス。
今年初優勝を狙う中川誠一郎(熊本)
地元福島勢からは
佐藤慎太郎、新田祐大に続き前回高松宮記念杯競輪予選敗退ながら、積極的な競走で存在感を発揮しブレイク必至。
次世代を担う高橋晋也(福島)
中部勢からは、高知記念と宇都宮記念で連続優勝を果たし、SS返り咲きと特別競輪獲りを虎視眈々の浅井康太(三重)
東京オリンピック代表は逃したが、スケールの大きいレースでファンを魅了し続けている深谷知広(愛知)
中国勢からは、深谷同様東京オリンピック代表の切符は手に出来なかったが、小松島記念優出で仕上がりの良さを存分にアピールしていた河端朋之(岡山)
四国勢からは、地元小松島記念で島川、太田竜に乗り三番手から強烈な追い込みで優勝を飾った原田研太朗(徳島)
九州勢からは、佐世保F1で完全優勝をして自力と位置獲りを磨き、念願のGP出走に向けて動いている山田英明(佐賀)
そして、満を辞して登場。
今節の注目度ナンバーワン。
競輪界の記録と記憶を塗り替える逸材。
最速特別競輪出走の記録を更新。
既に、特別昇級後S級戦4回優勝。
脇本との初連携は観れるのか。
勢いは止まらない寺崎浩平(福井)
同時開催される
『ガールズケイリンフェスティバル』
東京オリンピック代表の小林優香(福岡)、ガールズGP覇者の児玉碧衣(福岡)を筆頭に
太田りゆ(埼玉)、高木真備(東京)、佐藤水菜(神奈川)等、豪華メンバーが男子選手に引けを取らない走りを披露する。
いよいよ始まる
『いわき平サマーナイトフェスティバル』!
事前抽選限定ながら、久方振りの有観客開催に心躍る。
競輪ファンの声援を力に。
その声援を胸に。
夜王は誰の手に。
(記 京凛敬三)