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いよいよ開幕！防府記念！！

防府記念開設71周年記念競輪
『周防国府杯争奪戦』(G3)
2020年10/31,11/1,2,3日
山口県防府競輪場にて四日間開催される。

欠場組は
三谷将太、室井竜二、加藤圭一等が欠場し
追加組は
根田空史、園田匠、小野大介等17選手が追加斡旋されている。

SSからは3選手。

賞金ランキング3位、防府記念3連覇を狙う清水裕友(山口)
全日本選抜競輪を制してGPの切符を一番乗りで手にしている。
今年に入り、立川記念、久留米記念の二つで優勝。
若手の筆頭として活躍し続けている。
近況、特別競輪では共同通信社杯、寬仁親王牌と勝ち上がりに苦戦しているが、抜群のバンク相性の防府で復調する。
優勝候補筆頭。

賞金ランキング5位の郡司浩平(神奈川)
GP出走はほぼ確定している郡司。
今年に入り、玉野記念、取手記念、岐阜記念、熊本記念とG3は5勝。
全日本選抜競輪、前節の寬仁親王牌優出と活躍は目覚ましい。
競輪祭も控えて居るだけに、得意の33バンク防府記念制覇で勢い付けたい。

賞金ランキング32位の中川誠一郎。
昨年の快進撃があっただけに、今年の走りには物足り無さは感じてしまう。
今年前半よりも後半で調子を崩して、近況では勝ち上がりに苦戦している。
爆発力は競輪界でも折り紙付き。
競輪祭での勝負駆けに備えて、防府記念で本調子に戻したい。

賞金ランキング7位の和田健太郎(千葉)
ボーダーラインでまだまだ予断を許さない状況が続く和田。
今年に入り、グレードレースでの優勝こそ無いが、全日本選抜競輪優出に、高松宮記念杯競輪準優勝。
松戸記念落車での怪我を克服して近況は上向き。
悲願のGP出走まであと一歩。
今節も勝負強さを発揮する。

競走得点トップで登場、賞金ランキング9位の山田英明(佐賀)
和田健太郎同様、GP出走へはボーダーライン。
何と云っても悔しかったのが共同通信社杯決勝。
九州4車結束し、山崎賢人の先行に応えて、脇本、松浦、新田祐の仕掛けを止め切り1着到達ながら失格。
悔やまれるレースだったが、寬仁親王牌では気合いの入った走りで優出。
賞金上乗せは必須なだけに今節の走りも注目が集まる。

地元山口勢からは
清水裕友(山口)、桑原大志(山口)、宮本隼輔(山口)、國村洋(山口)、久保田泰弘(山口)の5選手が登場。

同時開催されるのが新設された
『ガールズフレッシュクイーン』
114期、116期の若手ガールズ選手で競われる。
佐藤水菜(神奈川)、柳原真緒(福井)、吉岡詩織(広島)、久米詩(静岡)、比嘉真梨代(沖縄)、野本伶菜(埼玉)、山口伊吹(長崎)の7選手が出走予定。
次世代のガールズケイリンを担うのは誰か。

いよいよ始まる防府記念。
競輪祭前の大事な開催。
地元の雄、清水裕友の三連覇なるかどうか。
33バンクのスピードレースを体感せよ。
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（記 京凛敬三）