4月に入り、年度も変わり
新年号が令和(れいわ)に決まった。
平成から令和変わっても
脇本雄太の時代が続きそうだ。
2018年度最後の特別競輪。
先日迄行われていた大垣ウィナーズカップ。
圧倒的な強さで優勝を果たした脇本。
完全優勝は逃したものの
堂々としたレース運びでファンの期待に応えた。
ガールズコレクションでは
ナショナルチームで鍛え上げた
スピード遺憾無く発揮して小林優香が
久々の実戦を物ともせず優勝を飾った。
平成最後の月。
楽しみなレースが目白押しとなっている。
『目を見張る熱いレース
一つの時代、最後の闘いが始まる』
開設69周年記念
大楠賞争奪戦G3
4/4〜7の四日間
佐賀県、武雄競輪場にて開催される。
欠場組が多い中
追加で中村浩士や田中晴基、竹内智彦等
個性溢れる面々の斡旋が決まっている。
楽しみな武雄記念。
SSからは5選手出場。
シリーズリーダーの浅井康太に平原康多。
浅井は、ウィナーズカップ決勝で
脇本の仕掛けにぴったりマークをし
差し切る所までは行かなかったが好調を維持。
今節も決勝入り濃厚の存在。
平原は、ウィナーズカップ準決勝敗退に終わったが
最終日にはしっかり期待に応えての1着。
浅井同様好調を維持している。
この二人の安定感には脱帽。
欠場明けで臨んだウィナーズカップ。
まだ復調途上の印象を受けた三谷竜生。
準決勝敗退に1着無しで終わったのは寂しい。
今節は修正しての三谷らしい走りを期待したい。
重鎮の武田豊樹に村上義弘。
武田は、全日本選抜から調子を落とし
前節ウィナーズカップでは連絡み無しとなった。
これからも競輪界を引っ張って行く武田の有志を今節も拝ませて頂く。
村上は、骨折の影響が出たのか
ウィナーズカップでは5着、4着、4着、5着。
過去には骨折の影響がありながらもGP制覇。
どんな時でも魂の走りに注目が集まる。
地元佐賀勢からトップ2を御紹介。
まず、長い間佐賀を牽引している荒井崇博。
2008年、2010年、2014年にここで優勝している。
男気ある走りで今でも自力を兼備しているベテラン。
縦脚は衰え知らず。
防府トラック支援では中国勢の4番手を固め
ルーキー宮本が主導権を握れない苦しい展開ながらも
自力捲りで追込み2着迄届いた。
調子は悪くない。
地元優勝なるかどうか。
もう一人は昨年の武雄記念覇者、山田英明。
GP迄あと一歩だった山田。
前節、佐世保F1では抜群の動きで完全優勝。
調子を上げての武雄ホームバンク入り。
番手戦にも磨きが掛かっているだけに
山崎賢人等九州自力型が
荒井と山田を勝利に導く。
優勝候補。
いよいよ武雄記念開幕。
車券で一儲けして武雄温泉へ。
車券で負けても疲れを癒してくれる武雄温泉へ。
幸せな四日間になりそうだ。
手持ちの資金が00(れいわ)になることは避けねば。
(記 京凛敬三)