トヤマにロックオン!ながしどり!
いよいよ始まる富山記念!
前回の福井記念では、地元ホームバンクの脇本雄太が圧倒的な強さを魅せて三連覇を達成した。
福井記念同様、地区限定斡旋で、中部、近畿の2地区の選手で競われる。
富山競輪開設69周年記念
『瑞峰立山賞争奪戦』(G3)
2020年7/30.31.8/01.02の四日間
富山県富山競輪場にて開催される。
欠場組は
南潤、畑段嵐士、鷲田幸司等が欠場し
追加組は
岡崎智哉、高橋和也、谷口遼平等7選手が追加斡旋されている。
SSからは只一人。
近況の流れを打破したい村上博幸(京都)
豊橋全プロ記念の失格から調子を崩している村上博。
地元地区で行われた高松宮記念杯競輪では、西二次予選三番手から伸びての1着勝ち上がり。
準決勝では、近畿分かれての戦いで松岡健に託したが、展開向かず敗退。
サマーナイト初日では、直線伸び切れず5着で予選敗退シリーズ連絡み無しに終わった。
今節は修正しての優出を目指す。
中部勢を背負って立つキープレフトの浅井康太(三重)
昨年は、SSを逃して悔しい結果が続いた。
今年に入り、浅井らしい競走でファンの期待に応えている。
記念は、静岡記念を皮切りに、高知記念、宇都宮記念とG3を三勝している。
高松宮記念杯競輪準決勝では、脇本の仕掛けに屈しての4着敗退に終わったが、相性抜群の富山記念制覇を狙う。
2018年以来の優勝なるかどうか。
福井記念決勝では、脇本追走で準優勝した松岡健介(兵庫)
前節の福井記念ではオール3連対。
二次予選では、藤井昭の先行を生かし番手から1着。
準決勝では、高久保の番手から自力発動して2着で決勝へ。
決勝では、絶好脇本の番手戦で踏み出しにもしっかり追走し、直線詰め寄っての準優勝。
7車立ての巧さを存分に発揮してくれた。
今節の注目を集める一車。
徐々に復調の気配を魅せる椎木尾拓哉(和歌山)
昨年は右鎖骨骨折に、右足首骨折と怪我に苦しんだ一年。
今年に入ってからも本調子に戻らなかったが、福井記念で兆しが見えた。
初日予選では、中井俊の捲りを差しての1着。
二日目予選では、稲毛の先行を車間空け牽制して残しながらの1着。
準決勝は、最後方に追われ展開向かず準決勝敗退に終わったが、最終日鋭く伸びての2着。
縦、横共に復調している椎木尾が記念初制覇に動く。
地元勢からは、粒揃いのメンバーが登場。
北野武史(石川)、宮越孝治(富山)、竹澤浩司(富山)、有賀高士(石川)、伊藤健詞(石川)、坂上樹大(石川)のベテラン6選手が強敵を迎え撃つ。
夏本番!
いよいよ始まる有観客開催の富山記念。
富山33バンクのスピードを是非本場で体感して頂きたい。
今節も、中部VS近畿の戦いは白熱する。
(記 京凛敬三)